精進落としでおすすめの料理やメニューとは?避けるべきメニューも要チェック
葬儀や法事後に行われる会食の場である「精進落とし」では何を食べるのでしょうか? 法要を準備する際に慌てないように、精進落としの料理内容やメニューを知っておきましょう。 避けるべき料理もご紹介しますので参考にしてください。

葬儀や法事後に行われる会食の場である「精進落とし」では何を食べるのでしょうか? 法要を準備する際に慌てないように、精進落としの料理内容やメニューを知っておきましょう。 避けるべき料理もご紹介しますので参考にしてください。

本来は四十九日(忌明け)に精進期間を経て通常の食事に戻す儀礼の意味がありましたが、現代では初七日法要を兼ねて、葬儀当日に行われることが一般的です。 また、近年では形式に拘られることが少なくなり、メニュー内容も緩やかになっています形式も然ることながら、葬儀後に遺族が僧侶や参列者へ感謝を伝え、故人を偲ぶ会食というものになります。尚、僧侶をお誘いした際に、都合上同席が出来かねる意向を受けた際には「お膳料」としてお気持ちを伝えられるとよろしいと思います。
精進落としの定番メニューは以下のような料理があります。
[懐石料理]
来客をもてなす意味合いを持つ、1品ずつのコース料理が懐石料理です。
特徴として、旬の食材や地元名産物を使っていることが多いです。
見た目も上品で落ち着いた雰囲気の料理なので、法事の場にふさわしいでしょう。
懐石料理のメニュー例をご紹介します。
・お造り(刺身盛り合わせ)
まぐろ・はまち・イカ・タコなどの新鮮な生の魚介類のいくつかの種類を盛り合わせにしたものです。
見た目も美しく彩りが良いです。
・天ぷら
旬の野菜やエビ、しいたけなどの揚げたてを提供します。
出汁や塩でいただきます。
・煮物・焼き物・酢の物
和食の定番のメニューが出てきます。
バランスの良い栄養が摂取できて、法事の疲労回復にもなるでしょう。
・茶碗蒸し
懐石料理でよく見られるあたたかい茶碗蒸しは、卵の味もまろやかでほっと癒されるメニューです。
・お吸い物
懐石料理では、味噌汁よりもすまし汁系のお吸い物が提供されることが多いです。
具材はシンプルに、しじみなどの貝や麩などが入っています。
・果物
懐石料理のスイーツに、旬の果物が出てきます。
春…いちご
夏…スイカ
秋…梨
冬…りんごやみかん
[寿司]
精進落としでは、お寿司も人気です。
魚介類は「精進明け」の象徴という説もあります。
まぐろやイカ、はまちなどの握り寿司をはじめ、ちらし寿司もよく見られる料理です。
[お弁当]
費用面や配膳の手間、持ち帰りもできるなどのメリットがあるのがお弁当です。
法事の精進落としに、仕出し弁当を選ぶケースも増えてきました。
仕出し弁当のおかず内容は、焼き魚・野菜やしいたけの煮物・揚げ物・ご飯などが挙げられます。
少しランクアップして、料亭やホテルの弁当になると5,000円~1万円程度です。
精進落としでは、提供するのにふさわしくない料理もあります。 まず、紅白の色合いや派手な盛り付けは控えるべきです。 NG例では、赤飯は色も赤くおめでたいときに食べるご飯なので良くありません。 結婚式のような祝いの席で振る舞われる伊勢海老や鯛なども、精進落としには不向きとされる魚介類です。 そのほか、煩悩を刺激するとしてニンニクやニラのほか香辛料の強いものも使わないようにしています。
法事の精進落としは、昔よりも形式が緩くなりました。 懐石料理や寿司、最近は仕出し弁当を頼む形も見られます。 皆で故人を偲びながら、楽しくおいしいものを食べる時間を過ごしましょう。