葬儀の種類

自宅葬

自宅葬の特徴とメリット・注意点は?

近年は、遺族・参列者の要望に応えるべく、さまざまな葬儀のスタイルが登場しています。 その一つが自宅葬で、名前の通り自宅で済ませる葬儀になります。 極少人数での対応になるため、ほかの葬儀より心身・経済面での負担が軽くなるのです。 ここでは、自宅葬が注目される理由、メリットなどについて紹介していきます。

自宅葬
故人が自宅葬を希望していたことも
Trivia

亡くなる時は、病院より自宅が良いと考える方は少なくありません。 同様に葬儀に関しても、葬儀会場よりも自宅で行いたいと考える方がいるのです。 故人の中には、生前から遺族の負担を少しでも軽くしてあげたいと考えて自宅葬を希望する方もいます。 故人が生前に葬儀の希望について話していなかった場合は、遺族の判断で葬儀の方法を選択することになります。

費用を抑えられるのがメリット
Trivia

バブルの時代は日本全国が潤っていましたが、現在は中間層が激減して貧困層が増えているのが現実です。 こうした現状もあって、なるべく費用をかけない葬儀を希望する方が増えてきました。 自宅葬は自宅で行われるので、葬儀会場を借りる必要がありません。 また、参列者が少なくなることから、会食・接待の費用も軽減できます。 大々的な葬儀をするために、借金をするのは得策ではありません。 故人の供養を継続するためにも、経済的な負担は続くからです。

自宅で行えるので精神的な負担が軽くなる
Trivia

慣れない葬儀で心身が疲弊してしまう方は少なくありません。 葬儀会場に行けば参列者への対応が欠かせないでしょう。 大人数の一般葬となれば、一人ひとりに対応するあまり、故人との別れを惜しむための時間を確保するのが難しくなります。 自宅葬は自宅が会場となるので、精神的な負担を抑えられます。 住み慣れた自宅という環境は、故人・遺族ともに落ち着ける場でしょう。 葬儀に大金をかけることが故人への敬意と考える方は多いですが、それが故人にとってベストとは限りません。 お金をかけることよりも、いかに故人を想って送り出してあげるかが重要です。

自宅葬をするうえでの注意点は
Trivia

当然ながら葬儀をすることができるだけのスペースが必須になります。 部屋が狭すぎて足の踏み場もないという状況では、自宅で葬儀をするのは不可能でしょう。 マンションやアパートなどの集合住宅では、大家さんが自宅葬を許可してくれないケースがあります。 また、許可をしてくれても、高層階に住んでいる場合は棺の運び入れ自体が困難になることもあります。

まとめ

自宅で葬儀をする自宅葬は、葬儀費用の軽減、遺族・参列者の精神的な負担軽減などのメリットがあります。 数人規模であれば親しい親族や友人だけで行えるので、心理的にも楽になるでしょう。 一方で、自宅葬をするためには、相応のスペースが必要ですし、集合住宅では許可が出ないケースがあるので、事前に確認しておく必要があります。

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